ロケ日記 バラで暮らしアップ(6月5日放送予定です)

今回は、暮らしの中にバラを取り入れて、より豊かな気持ちで生活を送る方法をお伝えします。前回に引き続き小山内さんと二見さんに伺いました。
 まず、暮らしアップのために、好きな品種のバラを植えて育てよう!ということになりました。現在も3万品種以上あるといわれるバラですから、お好みのものが必ずあるはず。購入してきたら、一回りか二回り大きな鉢に植え替えます。今日は、赤いバラ「嵐山」の若苗を選びました。
 
 この時期植えつけるときは、根鉢をさわらずそっと植え替えるのだそうです。排水性を考られたスリット鉢に植え付けました。土を少し入れ、化成肥料を一つまみ入れて、さらに土で肥料を隠すようにしてから苗をいれました。根が直接肥料に触れないようにされたようです。接木をしてあるのですが、接いである場所のテープを取ったところが白くみえます。そこを表面に出すようにして植えるのがコツのようです。病気にかかりにくくなる
なると言うことでした。この後、たっぷり水をやり、土を落ち着かせたら、バラ専用の置き肥を一つ与えます。置くだけなので簡単ですね。そして、乾いたら水をやりながら、風通しの良いところで管理します。光は、半日当たるところで充分なのだそうです。一番心配な病気ですが、今はスプレータイプの薬が出ていて、手軽に使えます。でも、「薬を散布する時は、注意書きをよく読んで正しく使用しなくてはいけませんよ」と小山内さんに
アドバイスを受けました。そして、若い苗は、秋に充実した花を咲かすために植え付け後、剪定してしまうんです。きゃ〜もったいな〜い!

 
 切り落とした花の使い方を二見さんに伺いました。バラを楽しんだら最後まで使いきるのが、マナーなんですって。どんなものに使えるのでしょう?いろいろと工夫次第で暮らしの中に取り入れることが出来ますが、今日は食べるものを教えていただきました。バラのジャム。これは、プレゼントにも良さそうですよ。そしてバラのお酢、ローズ・ビネガーです。花びらが漬かっていて贅沢です。パーティーの時にサラダの横に添えられていたら、話も弾みそうですね。
 
 そして、バラの花びらでお菓子を作っていただきました。花びらを洗って乾かして、卵白を塗り、グラニュー糖をまぶし、乾燥させれば出来上がりです。お砂糖がキラキラ輝く様子から二見さんは「クリスタル・ローズ」と名付けられていました。本当に、きらめいていて美しいお菓子です。紅茶をいただく時にお砂糖の変わりに一枚入れると何だかリッチでおしゃれな気分になります。私は、そのまま頂きましたが、サクッとした触感で香りが良く美味しかったです!お砂糖がたっぷりなので、一回一枚で大満足です。
 これからは、バラで暮らしアップが出来そうです。

 放送は、6月5日日曜日、お昼12時からサンテレビです。