ロケ日記 赤塚植物園(6月12日放送予定です。)

今回は、三重県津市にありますガーデンセンター「赤塚植物園」におじゃましてお送りします。ロケの日は、台風2号の影響が大きく、大雨なのでは?とスタッフや赤塚植物園の皆さん、大変に心配しました。雨は上がったのですが、風が強く外での撮影は断念。でもたくさんの撮影場所があり、本当に素敵なガーデンセンターでした。案内していただいたのは、倉林さんです。
赤塚植物園では、いろいろなこだわりがあるというので、ご紹介いただきました。まずは、豊富な花苗。特にその季節に合ったものや珍しいものは必ず入荷するようにしているそうです。株もしっかりしていて品種もたくさんあるので、広い売り場は見ているだけでも楽しくなりました。高山植物から、熱帯花木までありましたが、この時期のお勧めは、
夏の花壇や寄せ上を元気に彩ってくれるコリウスだそうです。コリウス売り場には、さまざまな品種がありビックリ。そして、コリウスのハンギングバスケットも提案されていました。
オリジナルの植物もあり、倉林さんが交配した「タイタンビカス」は、大変な人気です。
花は、フヨウとモミジアオイの間という感じで、優しく大きく綺麗です。宿根の植物で、
夏はグングン大きくなり、2mくらいにはなるそうです。冬には、地上部が枯れるので
今つる性植物で「緑のカーテン」を作るのが話題になっていますが、同じような効果が
得られます。夏にタイタンビカスのヨシズで涼しく暮らす。こういった提案もされています。オリジナルの植物の使い道をアドバイスしているというのもこだわりですね。
もともと赤塚植物園は、洋ランの栽培から始まって古い歴史があるということで、鉢花にも力を入れています。大きな観葉植物からミニ観葉、洋ランはもちろんギフトの寄せ鉢まで、ここに来れば季節のイベントや室内を飾る植物がきっと見つかります。鉢花館の二階には、植物に関わるグッズ売り場もあり、駒田さんに案内していただきました。人気は、アロマオイルや匂い袋、ハーブティーとそのカップなどだそうです。最近では、お気に入りの香りのアロマオイルを使って、自分で石鹸などを作る方が増えてきているので、石鹸作りの材料が全部揃っています。自分で何を入れたかわかるので安心・安全なので、人気なのでしょうね。グッズコーナーの奥には、キッズコーナーもあり、お子さんも小さい頃から植物に触れる機会をたくさん作りたいというのも、こだわりだそうです。苗を売るだけではなく、ヨーロッパのガーデンセンターのように、総合的に植物を取り入れ、植物に関わる何かが暮らしの中に溶け込んでいき、そういった文化が日本にも広まればと、倉林さんがおっしゃっていました。

 放送は、6月12日日曜日お昼12時から サンテレビです。