ロケ日記 夏の暑さ対策 (6月26日放送予定です)

梅雨に入って、じめじめとした日が続きますね。何だか体調にも影響しそうですが、それは植物にとっても同じこと。この梅雨を耐え、夏を乗り切る対策をお送りします。大阪府
堺市にあります園芸店、「ロベリア」におじゃまして上田さんにお話しをうかがいました。
まず、大切な作業は「ピンチ」です。伸びてきた草花の茎を切り戻し、新しい枝を出させることと、風通しを良くすることなどが目的です。ペチュニアのピンチをしていただきましたが、3分の1くらいの長さまで元気な葉の上で短くしました。すると、傷んだ葉や虫などもみつかりました。茎の下の方には、蒸れて茶色くなってしまったものもありとりのぞきました。ピンチをするとわかることがたくさんあります。花柄や種がついたものもついでにお掃除するといいそうです。
これで万全かと思いましたが、夏には土にも気をつかわなくてはいけません。高温多湿の夏には、排水性の良い土を使う方が良いので、少し土を改良します。水はけが良くなるように、今回はパーライトを2割ほどいつもの培養土にまぜました。水はけが良くなれば良いので、日向土などでも良いという事でした。
そして、水やりです。植物の上からかけるようなことをせず、丁寧に株元にゆっくり、たっぷりやります。そして、水が引いたらもう一度水を与えるのが全体に行き渡らせるコツなのだそうです。夏には、一日に何度も水をやる人がいますが、鉢の置き場所や花壇の場所によって回数を変えないといけません。よく観察して、土が乾いてからたっぷりやるようにしましょう。水のやりすぎで失敗する方も少なくないようです。夕方に打ち水をするのも夜温を低くする効果があるので、試してみてはいかがでしょうか?
そのほかにも、ミニコーナーで上田さんのアドバイスがありますよ。お見逃しなく。

 放送は、6月26日日曜日お昼12時からサンテレビです。