ロケ日記「クリスマスローズガーデン」(2月26日放送予定です)

今回は、大阪府の植物園「花の文化園」のクリスマスローズガーデンが出発点です!花の文化園には、四季を通して楽しめるいろいろなテーマのガーデンがあります。その中の一つでこの季節にお勧めのガーデンです。原種、交配種などおよそ50種6,500株が植えてあるそうです。近藤さんにご案内をお願いしました。このガーデンは20年も前からクリスマスローズを栽培していて、種を取り、育て、学校や公園などに無償提供をしているのだそうです。クリスマスローズで人と人とのつながりを作り、緑化を発信する「クリスマスローズ大作戦」を行っているそうです。素敵な活動ですね。
まず、ニゲルコーナーから散策を始めました。この品種は、年末から白い花をつけクリスマスローズの名前の由来になったそうです。「クリスマスローズ」とは、ヘレボルス・ニゲルという一つの原種に付けられた英名です。クリスマスの時期に咲くバラのように美しい花ということでつけられた「クリスマスローズ」。覚えやすいのでヘレボルス全部がクリスマスローズと呼ばれるようになったそうです。清楚な白い花が下からたくさん見られるように斜面になっていました。
原種コーナーでは、11種の原種が地植えされています。原種はなかなか育てにくいと思われがちですが、この植物園に植えてあるものでしたら、ご家庭でも栽培できるということです。野趣あふれる原種は地面から新しい芽を出していて生命の息吹を感じさせてくれていました。ここでは咲いている品種が少なかったので、花の写真がついたガイドの紙を近藤さんにいただき説明してもらいました。ラベルは付いていますので、ガイドブックなどを手に見て歩くと成長の途中の段階もわかって楽しいです。
後半は、失敗しないクリスマスローズの育て方を教えていただきました。やはり、原種の自生地の環境や生育サイクルを知るとそんなに難しくはないんですって!クリスマスローズの1年は秋に始まります。関西だと9〜10月に生育を開始し新芽を次々と展開します。夏に向かって半休眠期に入り翌年の新芽を作るのだそうです。蒸し暑い日本の夏は大嫌いなので充分気をつけます。細かい注意ポイントは、番組の中で近藤さんが詳しく説明して下さっていますよ(*^^)vよくお客様に質問される悩みや疑問にも答えていただきました。参考になさってください。
2月末から3月に見ごろとなるクリスマスローズガーデン、お近くの方は是非足を運んで下さい。圧巻ですよヽ(^o^)丿