ロケ日記『スイレン栽培に挑戦!』7月15日放送用です。

さて、今回も草津市立水生植物公園水の森からお送りしますよ。前回スイレンについてたくさんの魅力をお話しいただいた城山さんにご家庭でも出来るスイレン栽培を教えていただくことになりました。スイレンには耐寒性スイレンと熱帯性スイレンとがあるということですが、今から苗を購入することが出来るのは熱帯性スイレン。そして、初心者にとって育てやすいのも熱帯性スイレンなんだそうです。さまざまな色があるので、園芸店やホームセンターでお気に入りのものを手に入れて育ててみましょう。
苗を買うときに見るのは、葉です。元気な葉がすでにあり、さらにこれからも展開しそうな葉がついているものを選ぶと失敗が少ないそうです。苗はとても小さな器に入れられているものがあるのでその場合は少し大きな鉢に植えつけます。そのときの土は赤玉土腐葉土が混ざったものでも「花の土」としてうられているものでもいいという事です。ただ、パーライトバーミキュライトなど軽い物は使わないようにといわれました。水に浮き出てしまいますものね。肥料もゆっくり聞く肥料でしたらおうちにあるもので。そして、そのスイレンを沈めて鑑賞するスイレン鉢も花を育てるプラスチックの大きめのもので、底の穴がふさげるものなどをお持ちでしたらそれでいいんですって。
何だか、とっても簡単な様子です。ただ、軽い鉢でも水が入りますとかなり重くなりますので、曇りの日に最終的に置く場所を決めて大きな鉢を用意し、水をはっておくとよいようですよ。スイレン苗を大きな鉢の水に沈めるときには、ゆっくりゆっくり慎重にしましょう。置き場所は日のあたる場所がいいのですが、鉢の周りはあまり温度変化がないほうがいいので他の草花の鉢などを置くといいそうでよ。ぼうふら対策には、メダカがおすすめです!そして終わった花やいたんだ葉はそのつど切り取ります。11月頃まで楽しめる詳しい方法は、番組をご覧下さいね。
これからの季節は、観葉植物も外で楽しめるようになりますし、最近は夏に強い花もたくさん出てきました。他の植物と寄せ鉢にするとスイレンがより引き立ちます。玄関先などをそのように飾ると涼しそうですし、水に他の植物が映ってすてきなんですって。そして、スイレンはかなり近くでかぐととても良い香りがするんですよ。そして、もうひとつ!切花でも楽しめるんです。3日間しか花が咲かないのにもったいないという方もいらっしゃるようですが、涼しい室内で自分の育てたスイレンのお花を鑑賞できるなんて贅沢ですね。切花にしても閉じたり開いたりはしますのでスイレンの面白い生態も観察できますね。

 放送は、サンテレビで7月15日日曜日 午前11時からの予定です。この日は放送時間が変更になっていますのでご注意下さいね。