ロケ日記『様々なアサガオ・アジサイの剪定』8月19日放送分です。

今回は、京都府立植物園にお邪魔しました。猛暑が続く日々、植物園に出かける方はいらっしゃるのかしら?と思っていましたが、植物園でしか見ることの出来ない植物を観察しにたくさんの方が足を運んでいらっしゃいましたよ。特に多くの方のお目当てだったのは、「アサガオ」の品評会です。私達が、小学校で育てたようなものではなく、珍しいものがたくさん展示されていました。植岡さんにご案内いただきました。
大輪系アサガオの品評会でしたが、青斑入り蝉葉種と黄斑入り蝉葉種があり、青斑の方はどれだけ
大きな花を咲かせられるかというところを競うそうです。それに比べて黄斑は、ピンチを繰り返したくさんの花をバランスよく咲かせることが重要なんですって。こんな仕立て方のアサガオがあるなんて全く知らなかったのでビックリです。葉が蝉に似ているから蝉葉といわれているんですって。こんなにアサガオつくりに手間ひまかける趣味家の方々には、頭がさがります。
大輪咲きだけではなく、変化アサガオと呼ばれるものもたくさんありました。江戸時代には、アサガオの品種改良がずいぶん進んだんだそうですよ。牡丹咲きは、雄しべ雌しべを作り出す働きがかけているため、花びらがたくさんになるようです。キキョウザキ、獅子咲き、切れ咲きなどたくさんの咲き方があって、「これがアサガオ?」という花の形です。写真はキキョウ咲きです。そのほかにも、枝垂れ咲きアサガオ、茎を鑑賞する帯化アサガオ、木立アサガオなど、アサガオのイメージが覆されますよ。番組でご覧になってくださいね。
そして、後半は、アジサイのこの頃の管理を肉戸さんにうかがいました。ついつい忘れがちなアジサイの花がらつみ。まだ色のあせた花がついているという方もいらっしゃるのでは?花の下で切って終わった花をとりましょう。この季節になると、もう次の芽が出ているのでその少し上で切るか
、株をコンパクトにしたい場合には、バッサリ切ってもいいんですって。私も思い切って剪定してみました。ただ、アナベルというアメリカ産のアジサイは春に出た芽に花芽が出来るので、今は切らず、春に剪定するようにということでした。

放送は、サンテレビで8月19日日曜日、午前11時からです。いつもと時間が違いますのでご注意ください☆