ロケ日記『植物園・夏におすすめの植物』8月26日放送用です。

今回も、京都府立植物園からお送りします。本当に暑い日が続いていますが、今回は観覧温室から
紹介しますよ。というのも、京都府立植物園おすすめの植物が展示されているからなんです。しかも、この季節にしか楽しめないという事ですから是非入ってみたいものです。ご案内いただいたのは高木さんです。観覧温室は、いつ見ても美しいフォルムをしていますね。
まずは、砂漠サバンナ室に案内していただきました。ここでは私達の身近かに存在しない植物達をたくさん見ることができます。まず見せていただいたのは、バオバブの花です。バオバブと言ってもいろいろな品種があるようですが『星の王子様』で有名になったあのアフリカバオバブです!夜の10時くらいから開花を初め次の日のお昼にはもう色が変わってしまうという事なので、朝のうちに見たいですね。とても美しい白い花で5枚の花びらとたくさんの雄しべがあります。バオバブってこんな花だったんですね〜。このほかにもキソウテンガイの花や冷房室でディモルフォルキス・ロウイという珍しいランも見せていただきました。番組をお楽しみに!
続いては、肉戸さんにムクゲを紹介していただきました。キョウチクトウサルスベリなどと共に夏には、本当に良く見かける花木です。一日花ですが、次から次へと咲き続けます。暑さに負けない丈夫な花ですね。このムクゲもたくさんの品種があるという事で、一部を見せていただきました。「ポンポンルージュ」や「ルーシー」などというおしゃれな名前のものもありましたよ。八重咲きのムクゲは存在感も可愛さもあって魅力的でした。一重のムクゲも「鳥取花傘」「日の丸」「宋旦」など楚々とした上品さがあります。丈夫で庭木にも人気があるという事ですが、こんなにたくさん品種があるのなら、どんなお庭にもぴったりのものが見つかりそうです。
そして最後に、植物生態園にご案内いただきました。日本各地の山野に自生する植物を出来るだけ自然な形に植えているというこのゾーンは、散策していて一番落ち着くところです。大きな木の日陰もたくさんあり、この季節でも快適です。中心のあたりには池もありました。肉戸さんは、ここが一番お好きだといわれていました。水辺の植物のなかから、エゾミソハギをご紹介いただきました。小さな花の一つ一つが可愛いです。北海道に多いのでこの名前がつきましたが、本州から九州まで見られるそうです。ただ最近は、数が少なくなってしまったので、大切に保護していただきたいということでした。

たくさんの植物を紹介していただいていてここには書ききれませんが是非番組で!

放送は、サンテレビで8月26日日曜日、お昼12時からの予定です。