ロケ日記「バラの今の作業」10月31日土曜日放送です。

今回も、京阪園芸ガーデナーズからお送りします。秋バラは香りがよく発色がいいので、魅力的ですね。この時期のバラの作業は、どんなものがあるでしょうか。小山内さんにうかがいました。まず、花がらをつむ事はとても大切です。冬や春、晩夏の剪定や切り戻しと違って、この季節のピンチは葉っぱを少しでも残すように花首をつむ程度にします。良い株を作る力を貯めこむこともできますし、12月までにもう一度花を見られる可能性があるのだそうです。嬉しいですね。
そして、通年同じですが、毎日観察して病気を防ぐことも大切です。夏に雨が多く降ったこともあり、今黒斑病が出ている可能性が多いという事です。花がたくさん咲いていると見逃すことが多いのです。私も、小山内さんに言われるまでわかりませんでしたが、たくさん病気がでているものを見せていただきました。そのような状態になった時には、「薬は嫌」という方もいらっしゃるようですが、薬で治療をして下さい。
そして、ツルバラ。枝が伸びて暴れているという状態のものが少なくありません。本格的なツルバラの誘因はまだまだ先になりますが、横に伸びた枝の下に四季咲きのバラを植えている場合には特に気をつけて下さい。日当たりが悪くなりますし、雨が降れば土の渇きも悪くなり、病気の発生につながります。今は、横に伸びてしまった枝を支柱などにひもで簡単に縦方向にくくりつけておきましょう。このひと手間で、ツルバラにもその下にあった植物にとっても健全な生育に導けます。
ここで、酒井さんの「これからはこれだ!」のコーナーです。最近出てきた土に「ネルソル」というものがあります。水を加えて練っていくと粘り気が出て、木やレンガ、石などにくっつきます。そして今人気の小さな多肉植物を植えていきます。粘土に挿していくような要領です。土が固まる前に植物を植えて、固まったら壁にかけたりつるしたり、テーブルに置いたりと可愛くおしゃれなインテリアが出来上がります。是非、番組でご覧ください。楽しいですよ(^^)/

放送は、サンテレビで10月31日土曜日朝6:00から、再放送は水曜日の朝8:00からです。