ロケ日記「今さら聞けないバラの話」11月5日土曜日放送です。

今回も、京阪園芸ガーデナーズからお送りします。今回は、バラ好きの方も今さら聞けないバラの事を小山内さんに教えていただきます。花の形にはいろいろな呼び方、分け方がありますが、「剣弁高芯咲き」と「丸弁咲き」がよく使われます。とがった花びらに見え、中心が少し高くなるような形が「剣弁高芯」です。でも花弁は丸弁咲きとほぼ同じなんです。くるっと反り返り上が尖っているように見えるんです。実際見せていただいて、びっくりしました。丸弁咲きは「カップ咲き」「アンティーク咲き」「抱え咲き」とも呼ばれています。皆同じなんですって!結構知ったかぶりをしていた私はちょっと恥ずかしかったです。他にも、ロゼッタ咲きとダリア咲きも同じですが、花びらがとても多いのが特徴です。
さて、葉の話に移りますが、剪定などの時に「元気な5枚葉の上で切ります」という言葉をよく聞きますね。初心者の方は、この3枚葉、5枚葉という言い方を間違って理解している方が少なくないのだそうです。私もそうでしたよ。葉が5枚ついている柔らかい枝の上という意味ではなく、この5枚に見えるのが1枚の葉っぱなんです。小山内さんは、モミジの葉をもってきて、「切れ込みがすごいでしょう?でもバラの葉はもっと切れ込みが激しくなって、バラバラになっているんですよ」と説明してくださいました。だから、3枚葉も1枚、7枚葉も1枚と数えるんだそうです。何だかすっきりしました。そのほかにも、房咲きと1輪咲きの差、トゲについてもうかがいました。まだまだ、聞きたいことがいっぱいです!皆さんもはがきをいただきましたら番組でお答えできるかもしれません。
最後は、たまちゃん先生こと酒井さんに多肉植物のリース植えを作っていただきました。今回は、リースの形の容器が白樺でできているものを使い、晩秋から冬にかけてのイメージが出ていました。多肉植物は、何色を選んでもよいのですが高さをそろえるときれいになるのだそうです。そして、違う種類の多肉を絡めてナチュラルな雰囲気を醸し出します。松ぼっくりなど、木の実を使うとグッと季節感が出てきますね。お好みで、セダムなどで動きを出してください。多肉は、管理も難しくありませんから気軽に作ってみてください。

放送は、サンテレビで11月5日土曜日朝6:00から、再放送は水曜日朝8:00からです。