ロケ日記「条件の悪いお庭の飾り方」(11月6日放送予定です)

今回も、中野さん宅のナチュラルガーデンをロベリアの上田さんにご案内していただきます。メインのガーデンは、こだわりの演出と植物で洗練された素敵な空間でしたが、家の横の狭いデッドスペースはどうなっているのでしょう?あまり日も当たらず、狭くて細長い…。こういった場所をお持ちの方も多いことだと思います。ついつい、物置になってしまいがちですね。どのように飾ると居心地がよくなるのでしょうか?
ちょっとのぞいてみると、メインのお庭とは又違ったナチュラル感が!枕木とレンガを使った小路、お隣との目隠しに作られた木の板の壁。圧迫感もなくあたたかい雰囲気です。ただ、半日蔭でやはり暗いイメージになりがちです。壁は、板で作られているので少し間をあけて光を取り入れる工夫がされているところがありました。ここには、ハーブやベビーリーフが育てられていました。キッチンからの扉のすぐそばに作られていて、お料理にすぐに使えて便利。そして見ているだけでもとても可愛いんです。
可愛いと言えば植物は、多肉や日陰・半日蔭に強い植物がブリキの容器に植えられていました。バードゲージやプレート、アンティークな雑貨を多用して渋くかつ可愛く演出されていました。上田さんのお話では、小さな植物を上手く飾ることで変化も出るし、雑貨を一緒に置くことで洗練されるということです。私が「いいな」と思ったのは、壁に据えられた小さな棚。ここに小物を置いて立体的に見せています。こんな手法もあったんですね。グッと心をつかまれてしまいました。
他にも空間を飾る小さなハンギングも随所にありましたが、ブルーの大きなボックスがあってその上にも植物や雑貨が。そのボックスはなんと、エアコンの室外機の目隠しでした。統一感を出すためにオリジナルで作られたものです。安全性、機能性とも万全につくられたという事です。室外機は狭い場所では思ったよりも邪魔なものですね。それを逆にナチュラルガーデンの魅力の一つに変えてしまうなんて、素晴らしい視点ですね。
そして、最後にベビーチェアや雑貨の中に立てかけて置く、リースを作りました。ガーデンシクラメンとヘデラを植えこんだのですが、これからは植物も大せいに育つわけではないので、詰め込みぎみでもよいそうです。とても可愛いリースが出来上がりました。このリースの置き場所は、日向でも半日蔭でもいいそうです。赤とピンクの花を使いましたが、ナチュラルガーデンで浮くことなく、一つのアイテムになりました。嬉しい!
悪条件だからガーデニングをあきらめているという方にご覧いただき、是非参考にしていただきたいです。

放送は、11月6日日曜日、サンテレビでお昼12時からです。