ロケ日記「街ぶら〜宝塚市山本周辺を歩く」その1

今回は、「植木の街・山本」を散策するというので、阪急山本で陽春園の野里さんと待ち合わせをしました。古くから、植木の街として名を馳せた山本には、今でもたくさんの植木屋さんや園芸業を営むお店が多くあります。その昔、山本膳太夫という人が接ぎ木の技をあみだし、豊臣秀吉に盆栽や花木を献上し大そう喜ばれ「木接太夫」という称号を与えられたという事です。山本駅の西側に「木接太夫」の石碑が建てられていて、山本の駅前マップがあります。本当にたくさんのお店の名前が書かれています。今日はこの山本を野里さんが案内して下さるそうです。しかも私を接待して下さると宣言!どんな街ぶらになるのでしょうか?
まず、和物盆栽店の「千歳園」さんにうかがいました。こちらには、所狭しと盆栽が置かれています。盆栽は、太い幹の植物が浅い鉢に植えられています。いろいろと見せていただき、驚いたり感心したり。中には、100年以上生きている盆栽も重厚感をかもしだしながら展示されていました。私には、盆栽の価格が良く分からないのですが、どういう所を見るのかも教えていただきました。又、初心者でも始められる盆栽入門術も。盆栽は、長い期間育てていくものなので、自分の歴史と重ね合わせて一緒に歩き想いを込める事ができる魅力あふれる和の世界です。そして!お宝Get!!野里さんが私のためにプレゼントをいただいて下さったんです。とっても小さな可愛い和鉢をいただきました〜。
つづいて「千歳園」さんに紹介していただいた「確実園」さんへ。こちらはバラを作っていらっしゃるお店です。畑の方におじゃましました。たくさんのバラが育てられていて、良い品から小売店に売られていきます。これからは、秋バラの美しいシーズン。でもこちらは、一般の方は入ることが出来ないのだそうです。今回は特別ですね。接ぎ木の技術を使ったスタンダード仕立てや伸ばしたまま売り出すために育てられているつるバラ、確実園が作ったミニバラ「ハナカンムリ」「ハナウタゲ」など見せていただきました。これからも、バラファンのために、美しく香り高いバラを作り育てていただきたいです。確実園さんからは、世界最小のバラといわれる「ピンクジュエル」をいただきました。可愛い!
今日は、野里さんが私を接待してくださるという事で、とっても気分がいいですね。このあと、素敵な自家製パンのお店「hana」に行きました。いつも野里さんが買いに来られて
いるのだそうですが、クマやウサギ、ハリネズミ、カエルなどお子さんに人気の形のものから、クロワッサンの生地にクルミを合わせ少し香ばしく焼き上げたお店の定番まで、美味しそうなパンがいっぱい。ついつい買いすぎてしまいました。野里さんとお店の外のテーブルでいただきましたが、ゆっくりくつろげてホッとする時間でした。街ぶら、いいですねえ。来週もまだまだつづきます!お楽しみに。

放送は、11月13日日曜日、サンテレビでお昼12時からです。