ロケ日記「こんにちは!尼崎緑化植物園です」(12月11日放送予定です)

今回は、手づくり花づくりで初めて尼崎緑化植物園におじゃましました。JRの塚口からすぐのところにある大きな樹木が生い茂る植物園は、歴史のある園で、工場の跡地に作られたそうです。まさしく都会のオアシスです。田上さんに園内ツアーのようにご案内いただきました。芝生広場は、お弁当を広げる家族づれやかけ回るお子さんの元気な姿、散策をされる方、犬の散歩をされる方など、本当にたくさんの方々の憩いの場になっています。
花壇には、たくさんの季節の草花が植えてあるのですが、高さを三段にしてあり、花のじゅうたんが上から流れているようです。今は、マリーゴールドが植えてあるのですが、一番下は、一重、二段目は八重、三段目は花の大きなタイプと変化をつけてあるんですよ。色はオレンジとイエローで統一されていて、明るく暖か、元気なイメージです。一年に三回植え替えが行われているので、その季節には楽しみが増えますね。
有用植物園では、野中さんに教えていただきました。ステビアの葉を噛んでみると、あまりの甘さにビックリ。パラグアイを始めとして南アフリカ原産のステビアは、お砂糖の代100倍以上の甘さと言われ、カロリーが低いので甘味料として使われているんだそうです。また、花のきれいなエキナセアは、アメリカの先住民族が免疫力があるとして昔から根をハーブとして使用していたようですが、今では全草効用があると言われているそうです。そして、ハイビスカスティーに使われるローゼルの葉も少し食べてみました。とても酸っぱかったのですがクエン酸が含まれていて、美容にいいのだとか!ローゼルと相性ピッタリ、ビタミンCたっぷりのローズヒップブレンドしたさわやかなハーブティーをいただきました。もっと、ゴクゴク飲みたかった〜。
最後に、温室を紹介していただきました。展示室、多肉植物室、熱帯花木室とご案内いただきました。じっくりと見て回ると一日楽しめそうです。これからの寒い季節には、温室で植物観察というのは、暖かくていいですね。熱帯花木室にはたくさんのハイビスカスが咲いていました。特にハワイアンハイビスカスがこれから三月くらいまで咲きそろうという事でした。色々な咲き方や、色や大きさがあるゴージャスなハワイアンハイビスカスですが、私の顔の大きさ程あるようなものまでありました。迫力ある!!!
まさに、近隣の皆さんの憩いの場として活用されている尼崎緑化植物園、グリーンヘルパーさんの支えも借りて、地域密着型の植物園として楽しみ方の提案をしていきたいと田上さんはおっしゃっていました。

 放送は、12月11日日曜日、サンテレビでお昼12時からです。