ロケ日記「バラ、冬の作業」(12月18日放送予定です)

今回も尼崎市都市緑化植物園からお送りします。宮内さんにバラのこの時期の選定と植え付けについて教えていただきました。番組のオープニングを撮っていると近くの小学校の生徒さん達がたくさん集まってきてくれました。私も、宮内さんもカメラマンも皆に質問ぜめに!とっても楽しいひと時でした。みんなは、毎日のように放課後に植物園を訪れているそうです。羨ましいですね。
さてさて、剪定はなぜ行うのでしょう。宮内さんは、・良い花をたくさん咲かせるため・株を若返らせて、新芽が出やすくするため ・日当たりや風通しを良くするため だと教えてくださいました。そこで、この時期の選定の仕方を教わることになりました。まず、今年伸びた枝の3節目の5mm程上なのだそうです。その「今年伸びた枝」というのを探すのがなかなか難しいなあ、と思ったのですが、育てている方なら剪定を毎年しているのですぐにわかりますね。
わたしも、冬の選定に挑戦したんですよ。宮内さんに教えていただきながら、ちゃんと皮の手袋をして、危なげな手つきで頑張りました。けっこうバッサリ切ることになり、葉っぱもなくなったのですが、大丈夫なのだそうです。株もさっぱり!私もすっきり!でした。地際からシュートという枝が伸びている場合には、30センチ位を残して剪定するそうです。良く見ると、わからないと思っていた芽もわかるようになりました。
そして、最後に植えこみを実際に行っていただきました。晩秋から販売されているバラの
大株は、春苗よりも株、根ともにしっかりしているので、初心者にはお勧めということでした。植え付けは関西では、11月下旬から1月下旬ころが適期だそうです。ラベルでお好みの花を確認して購入しましょう。植え方も植えた後の管理も細かく説明していただいています。番組をご覧くださいね。

  放送は、12月18日、サンテレビでお昼12時からです。