ロケ日記「そこが知りたい洋ランの管理1〜シンビジューム〜」(2月5日放送予定です)

今回は、三重県津市にあります園芸店「赤塚植物園」からお送りします。とても広くて植物のカテゴリー別に建物が分かれているんです。植物好きなら、一日遊べますね。今日は、鉢花のコーナーの中からシンビジュームについて倉林さんに教えていただきます。この日は、風が強くて初めのコメントを屋外で撮っている時にも突風が吹き、何度も撮り直して大変でした。倉林さん、ごめんなさい!
今回は、来年も花を咲かせるためにすることを伺いました。まずは、咲いている花ですが、一番下の花がしおれてきたら、下の方から花茎ごと切り取ります。「もったいないなあ」と思いますが後は切り花にして株の負担を減らした方が良いのだそうです。水やりは、温度条件によって違いますので、番組で確認してください。鉢の上まで根が盛り上がっていて水がやりにくい場合には、バケツに水を入れ、どっぷりとつける方法があります。実際やっていただきましたが、ブクブクと泡が出て、いかにも水が浸透していっている感じが良く分かりました。
このあと一番重要なテクニック、芽かきを教えてもらっています。是非ご覧になって下さい。
そして、植え替えです。新しい芽が大きくなるスペースがない場合には、植え替えをしなくてはいけません。植え替えには、ふたまわりくらい大きな鉢、用土はもともと植えてあったバークチップを使いました。そのほかにも木槌や上からつつくお箸のようなものも用意します。植え替えは、芽が動き出す前がいいので、目安は3月です。4月中旬になったら屋外で育てます。日光に当てるのはいいのですが、家の東側において午前中の光が当たるようにしたいですね。夏になりましたら直射日光は避けて軒下に置くか、寒冷紗をかけるか工夫をして下さい。肥料も屋外に出している間は、必要です。どんな肥料をどのような間隔で与えるかも説明していただいていますよ。参考になさって下さいね。
年末年始にギフトでいただいて、管理方法に迷っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
普通に育てた場合には、来年の2月〜3月に花がつくそうです。楽しみですね。

放送は、2月5日日曜日、サンテレビでお昼12時からです。