ロケ日記「シェードガーデンをつくろう」

今回も、宇治市植物公園からシェードガーデンについておおくりします。魚住さんにお話ししていただきました。シェードガーデンと言うのは、日陰の花壇ということです。「うちの庭は小さいし、日陰になるので花壇はあきらめているわ」と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。日陰と言っても、落葉樹の陰、東南が高い壁、白っぽい壁の反射光で比較的明るいなど条件はさまざまですね。そのあたりのことも詳しくお話ししていただきました。
そして、それぞれの花壇の土に応じて土を改良していきます。これは、本当に条件によって混ぜるものが変わってくるので一概には言えませんが、排水性・保湿性・通気性がよく土自体が活力を持っているようなものにしていきます。30センチほど掘り返し耕しながら土質を改善していきます。今回は、パーライト、牛糞堆肥、腐葉土、化成肥料を入れました。じめじめとした固い土がふかふかの良い土になりました!
植物の選び方も、日照時間など条件に合わせないといけないのですが、花を咲かせてくれるものも
植栽できることがあるので、植える場所の観察がとても大切なんだそうです。そして、どのように
配置するかの設計図と、成長したときのイメージ図を描くととても植えやすくなると教えていただきました。
バラエティー豊かな葉の色と形のバランス、後ろは高く前は低くの植え方を基本に植えつけていくと、今は寂しくても、春から初夏にかけてボリュウムのある素敵な花壇になるそうです。成長していく姿を見るのも楽しみですね。いろいろな事例をお話していただいていますので、日陰でもあきらめずにガーデニングを楽しみましょう!

放送は、サンテレビで3月25日日曜日、お昼12時から放送予定です。