ロケ日記「山野草の楽しみ」(4月8日放送用です)

今回も、咲くやこの花館から「山野草」についてお送りします。久山さんにご案内いただきました。山野草咲くやこの花館では、高山植物室にあります。この部屋には、日本のコーナー、水のそばで成長するもの、アジア、ヨーロッパコーナーに分かれていて、身近にない植物をごく近くで観察することができます。
私たちに、なじみのあるチューリップも原種のものは、咲き方が違い、お客様方の興味をひいていました。過酷な環境の自生地で命を守るために形態を変えているという事で、激しい風にも耐えられるように根が長く伸びているんですって。
珍しい植物をたくさん紹介していただきましたが、やはり小型の可愛いものが原種には多いですね。
ヒトツバオキナグサは、ガラスの中に展示されていましたが、とても魅力的な花色でした。私が良く知っているオキナグサとは、咲き方が異なり花が開いて上を向いていました。こういった高山植物山野草は、やはり植物園に見に行くのが楽ですが、最近は自生地に見に行く方も増えているようです。
ただ、植物を選べば京阪神でも寄せ植えが楽しめるということです。寄せ植えは、なるべく自生地をそろえ、同じ環境を好むもの同士を合わせる事がコツだそうです。植えると茎がダラッとなってしまうような原種シクラメンなどは、ポットのまま植えると可愛く出来上がる事を教えていただきました。土は、水はけのよいものを多めに使うのが、基本なのだそうです。
可愛く出来上がった寄せ植えは、冬は日当たり良く、夏越しをうまくするために、落葉樹の下などで育てるとよいそうです。山野草の寄せ植えは、本当に可愛くていつまでも見ていたい気分です。

放送は、4月8日日曜日、サンテレビでお昼12時からです。