ロケ日記『ハスの魅力』7月27日土曜日放送用です。

今回は、京都にあります宇治市植物公園からおおくりします。宇治市植物公園は平成8年に宇治市の南西部にオープンしました。春のゾーン、夏のゾーン、秋のゾーンなどゾーン別に分かれていて四季折々楽しむことが出来ます。植物公園の象徴「花と水のタペストリー」はお子様にも大人気。今は、夏らしくペンギンですが、すべて植物で作られているんですよ。
その中から、今回は修景池を中心とした夏のゾーンからお送りします。お話しは、園長の勝川さんにお願いしました。ハスというとちょっと敷居が高い植物のように思いますがもっと身近に感じてほしいとおっしゃっていました。という事で、「ハスの魅力」について伺いましたよ。ハスは、大変古くからある植物で、京都の白亜紀の地層から葉の化石が出ているのですって!恐竜が闊歩しながらハスの花を見ていたのでしょうか?日本では、仏教の象徴として使うようになった奈良時代頃から大切にされていたという事です。平安時代には、貴族の庭に栽培されていたようですよ。そして、江戸時代になると庶民も夏の花見にハスを選んでいたのですって。
修景池の周りには、イロイロなハスが鉢植えで展示されています。もともとこのあたりは、ハスの名所で「巨椋池おぐらいけ)」という大変有名な蓮池があったそうです。そこに咲いていたものや、タイやオーストラリア、アメリカといった外国のハス、2000〜3000年前の種が見つかって、それを発芽させ花を咲かせた古代ハス(写真は行田ハス)など、たくさんの品種が並んでいます。
ハスの「こんな話、知ってる?」というハストリビアを教えていただきました。結構知らないことって多いんですね。さて、どんな面白い話が飛び出すでしょうか?
最後に、家庭でも栽培できる「椀蓮」をご紹介いただきました。小さくてベランダでも楽しめるということですよ。最近では、園芸店やホームセンターなどでも購入できますし、インターネットでお好みのものを手に入れることが出来ますから、育ててみて下さいね。

 放送は、サンテレビで7月27日土曜日朝6:00から。再放送は、水曜日朝8:00〜です。