ロケ日記『梅雨からの植物管理』7月5日放送用です。

今回は大阪府堺市にあります園芸店「ロベリア」からお送りします。お店には、夏に強い植物がたくさんそろっていて目移りしてしまいました。色とりどりのお店には、お客様もたくさんいらして楽しそうにお買い物をされていました。とはいえ梅雨真っ只中の今、元気のなくなる植物も出てきましたね。どのように管理をしたらいいのか、上田さんに教えていただきました。
この時期は、ちょっとした管理のコツがあるようです。寄せ植えで説明していただきました。寄せ植えは、早春から初夏にかけて楽しむように作ったのか、初夏から秋まで咲いてくれるものを植えているのかによっても世話の仕方が違います。初夏のためのペチュニア、ビンカ、インパチェンスなどが伸びて乱れだしたときには、切りもどしをすることが大切です。掃除をしながら、光合成をする葉を残してばっさり切っておくと又花がたくさん咲いてくるそうです。
このムシムシする季節、寄せ植えには耐えられなくなる植物もあります。今回は、カーネーションを例に教えていただきました。カーネーションだけを取り出し元気があれば別に育てます。抜いた場所が、他の植物で覆われてしまう場合には土を入れておくだけでもいいですし、寂しくなるようなら夏にも強い植物を変わりに入れて育てます。今回は、ベゴニアの小さな苗を入れました。イメージも少し変わって新鮮でした。

水はけや風通しが良くなるように、鉢を少し高いところに置くだけでずいぶん違うそうですよ。そのためのグッズもたくさん出ていますので見つけてみてくださいね。マルチングも大切な作業の1つです。土の中の温度をおさえ、水の蒸散も減らすことができます。雑草もはえにくく、見た目もきれい。いいことばかりですね。マルチング素材もたくさんありますので、お好みのものを使ってください。病気や虫もこの時期には、悩みの種。捕殺するのが一番ですが、最近はよい薬剤が出ていますので、楽になりましたね。注意書きを良く守って使用して下さい。

放送は、サンテレビで7月5日土曜日朝6:00から。再放送は、水曜朝8:00からです。