ロケ日記「京都府立植物園開園90周年」9月20日放送用です。

今回は、京都府立植物園からお送りします。この植物園は開園からなんと90周年を迎えました。90年の歴史の中からお話を副園長の西原さんにうかがいました。まずは、オープン当時の模型の前で語っていただきました。大正13年に「大典記念京都植物園」として開園。日本で初めての先進的で先駆的な施設として愛されてきました。
シンボルのケヤキ並木は3代目。樹木の種類も変わったそうです。さすが90年、大木が多いのも歴史を感じさせます。第二次世界大戦後、12年間進駐軍に接収。住宅地として、池が埋め立てられたり、樹木が伐採され、閉演を余儀なくされました。残念な出来事です。昭和34年に「京都府立植物園」と名前を変え、どんどん魅力的なものに!東に比叡山をのぞみ西に賀茂川の清流。総面積はおよそ24ヘクタール、約12000種類、約12万株の植物を栽培展示しています。すごい!
お話のあと、西原さんに見頃の植物を見せていただきました。オミナエシ、フジバカマなどの秋の花、「植物生態園」でスズムシグサやユキミバナなど日本各地に自生する植物をご紹介。観覧温室では、貴重な熱帯植物のコレクションやなんと7種類のバオバブ!常設展示としては日本では、ここだけという「昼夜逆転室」があって、昼間に夜行性の植物を見ることができます。ますます進化する京都府立植物園に是非お出かけください。
10月25日には、セレモニーがあるのですが、なんと私が式典の司会と田中修先生とのトークショーを行いますよ!そちらにも是非お越しください〜。
放送は、サンテレビで9月20日土曜日朝6:00から、再放送は水曜日の朝8:00からです。