ロケ日記「今やるバラの作業」12月13日放送用です。

今回は、大阪府枚方市にあります京阪園芸からお送りします。全国のバラファンに大人気の小山内さんにバラの今の作業についてうかがいました。今日も素敵な笑顔でのりのりの小山内さん!お話もよくわかりました。私たちの前に出てきたのは、ツルバラの苗です。私は昔から「ツルバラは難しそうだなあ」と思っていました。それに何だか管理が面倒くさそうだし。。。
でも小山内さんは、ツルバラは木立バラにないボリュウム感と広がりがあって木立バラと引き立て合うためにも一つは持っていてほしいとおっしゃっていました。まずは、買ってきた苗の植え替えをご紹介(^^)/長尺苗を鉢に植えつけます。下準備を丁寧にということです。まずは葉っぱをぜーんぶ取ってしまうんですよ。可哀想だな、と思いますが、枝がまんべんなく光や寒さを受けて休眠しますし、葉からの水の蒸散や病気も防ぐことが出来ます。必ず皮の手袋をして下さいね。そして、オべりクスに巻き付けていきました。
植え付けから一年たった株も登場しました。「こうなっちゃうのよねえ…」という枝の暴れようでしたし、鉢も大きくて女性一人で植え替えるなんてできそうにありません。そんなときの対処の仕方を丁寧に教えていただいていますので、番組でごらんくださいね。枝も整理して切って行きます。そして横に横に枝を這わせていきます。ツルバラをそのままにしておくと上のほうにだけ花が数輪咲いて終わるようになるのだそうです。誘引の作業は、京阪神では、枝の柔らかい12月から1月中旬がいいのだそうです。木立バラの冬の作業よりも少し早いですね。
ツルバラは、フェンスやアーチ、トレリス、オベリクスに誘引していきますが、横に横に思い切って曲げていくとたくさんの花が咲いて公園やバラ園のように豪快なバラが楽しめるのだそうですよ。バランスよく網のように巻き付けていきますが、風通しが悪くなったり、他の葉で日陰にならないように、握りこぶし一つ分が入るように誘引します。今回はツルバラを鉢で育て、オベリクスに誘引するという方法でしたが、他の仕立てもありますのでそちらも勉強したくなりました。初夏にバラが咲くのが楽しみです。

 放送は、サンテレビで12月13日土曜日朝6:00から、再放送は水曜日の朝8:00からです。