ロケ日記「服部緑地都市緑化植物園の見どころ」11月28日土曜日放送用です。

今回は、大阪府豊中市にあります服部緑地都市緑化植物園からお送りします。阿部さんにご案内いただきました。この植物園は、町中にありながら30年の間に成長した大きな木々に囲まれてとても静かな時間を過ごすことが出来るのです。まずは、温室から!この日は休園日だったので入口の花を入れ替えたり、温室のガラスを清掃したりとお客さんの見えないところでの作業が行われていました。見えないところのご苦労がわかりました。そして、チランジアやサボテンのコーナーでは、現地ではどのように生息しているのか、自然に近い形で展示されていました。モンステラやビカクシダなどはとても大きなものがあるんです。バナナも実が成っていて楽しい空間でした。
外に出ると、階段花壇がありました。下から見上げる形になるのですが、とても迫力がありましたよ。放送の頃には、植物が冬から春のものに変わっていると思います。季節によって植物も変わりますし、成長する姿も見られますので足しげく通ってみたいですね。階段花壇は、デザインを考えるのが一番難しく、パターンを繰り返すのが一番きれいに見えるのだそうですが、色の組み合わせや植物の草姿の違うものを隣り合わせにする、それに前後のバランスなどを決めるのがなかなか大変だと阿部さんがおっしゃっていました。考えられた配置を是非楽しんでください。
そして、一番の自慢は、芝生広場を取り囲む景観だそうです。大きく成長した針葉樹に囲まれているのですが、これは落葉なんです。ラクウショウあるいはヌマスギと呼ばれている植物です。茶色くなった葉が落葉して芝生が茶色に染まる景色が一番のビューポイントです。閉園間際に見られるススキを照らす夕陽の光景が素晴らしいそうです。毎日この場所で働いている阿部さんだからこそ知っている、一日の中でも、「ここが一番!」という場所を教えていただきました。都会の中の素敵な植物園、お近くの方はお出かけくださいね、イベントもたくさんありますよ。

放送は、サンテレビで11月28日土曜日朝6:00から、再放送は水曜日の朝8:00からです。