ロケ日記「冬の温室散策」12月19日土曜日放送です。

今回も兵庫県立フラワーセンターからお送りします。冬の植物園は、寒いし花は少ないし。。。と思われている方も多いのではないでしょうか。実は、寒い時の植物園の温室は暖かいし、花盛りになるのでとてもよいお出かけスポットなのだそうです。広瀬さんにフラワーセンターの温室をご案内いただきました。まずは、ベゴニア室を案内していただきました。ここは、いつも球根ベゴニアの大きな美しい花が迎えてくれます。今回は、根茎性のベゴニアをじっくり見せていただきました。葉を楽しむものですが一つ一つ模様や色が違い、個性豊かで引き込まれて行ってしまいます。写真は古くからある品種の「ヒトミ」です。
今回は、この部屋でスミシアンサという花を見せていただきました。なかなか見ることのできない花ですが、ベル型の可愛い花がたくさん咲いています。フラワーセンターでは品種がたくさんあり、音楽にちなんだ「ピアノ」「フォルテ」「オペラ」などの名前がつけられています。葉の色もシックなものも多く、冬の鉢花と合わせて飾ってありとてもきれいでした。フラワーセンターで生まれたオリジナル品種のものもありましたよ。
高田課長の「ワンポイント園芸!」が今回もありますよ。ツルバラの誘因とチューリップの球根の植え付けです。特に秋に買ってしまってあり、暖かかったので植えるのを忘れている球根をお持ちの方はいらっしゃいませんか?本来は10月から11月の中旬までには植えたい球根ですが、12月中なら何とか大丈夫のようです。1月になって植えると、草丈が短い状態で花が咲いてしまうのだそう。お持ちの方は、是非早めに植えて下さい。
そして、美しい豪華な花と香りに包まれたラン室へ。広瀬さんのお話しでは、この植物園では、珍しいランというよりも、身近にあるランをきれいに咲かせてお客様に見ていただく事を目的とされていて、コチョウラン、カトレア、デンドロビウムなどが咲き誇っていました。そして、反対側には「ランの壁」と言われるコーナーがあり、野生ランが自生地で生息している姿に近く展示してあります。木や岩に着生して生きているランの様子がわかります。こちらでは、「たくましいランの姿を見てほしい」とおっしゃっていました。それぞれの植物園が工夫を凝らして皆さんを待っています。是非冬の植物園の温室に足を運んでください。

放送は、サンテレビで12月19日土曜日朝6:00から、再放送は水曜日の8:00からです。