ロケ日記「食虫植物の冬越し」12月12日放送です。

今回は、兵庫県立フラワーセンターからお送りします。食虫植物の冬越しについて教えていただいたのは、もちろんこの方!土居さんです。以前は、夏休みの自由研究というイメージだった食虫植物ですが、今はお子さんに限らずとても人気が出てきているそうです。育てるとなると、冬越しが心配ですよね。食虫植物は、熱帯の植物で冬には枯れるので処分しなくてはと思っている方も少なくないと思います。お持ちの方はお見逃しなく!
魚を飼っていた方、使っていない水槽はありませんか?水槽にヒーターとライトをつければミニ温室になります。持っていない方も一度揃えておくといつまでも使えて便利ですよ。一番冬越しが難しいのはネペンテス(ウツボカズラ)です。ある程度の温度と湿度が必要なためですが、このミニ温室に入れれば大丈夫!下から5センチくらい水を入れておけば、ハエトリソウやモウセンゴケなどをこしみず状態にして、ネペンテスは何か台の上に置いておくと冬の間も枯れることはなく、ゆっくりと生育もするそうです。水槽はないしヒーターやライトを買うのはお金がもったいないという方、「これでいいの?」という簡単な方法もご紹介していますよ。
そして、この時期はサラセニアを植えかえる適期です。丁寧に教えていただいています。花も不思議で美しく、葉の模様も楽しめるサラセニアは品種もたくさんあってお持ちの方も多いのではないでしょうか?植え替えの時には、株分けも出来るんです。株も元気になって増やすことが出来るなんてお得ですよね。サラセニア、ハエトリソウ、モウセンゴケは、冬も屋外で越すそうです。枯れたようになっていても根は生きていて春には又芽が出てきますのでこし水で陽のあたるところに置いて春を待っていて下さい。

放送は、サンテレビで12月12日土曜日朝6:00から、再放送は水曜日の朝8:00からです。