ロケ日記「クリスマスにまつわる植物」12月10日土曜日放送です。

今回は、大阪市にあります『咲くやこの花館』からお送りします。街はすっかりクリスマスムードに包まれています。毎年早くなっていくように思うのは私だけでしょうか。クリスマスにちなんだ植物を久山さんに紹介していただくことになりました。クリスマスの由来はイエス・キリスト降臨の日です。なぜ12月25日なのかは諸説ありますが、一般的に祝われている日でお話しいただきました。ベツレヘムでキリストが降臨されたとき、東方の三人の賢者がお祝いを持参しました。当時大変希少なものであった黄金、乳香、没薬(モツヤク)でした。ニュウコウとモツヤクは、それぞれの樹液を固めて火をつけ、香りを楽しみます。日本にも平安時代に入ってきて上流階級の人々が楽しんだそうです。私も、モツヤクジュの鉢植えを見せていただきモツヤクの香りをききました。高貴なさわやかな香りです〜。
その頃には、現地でナツメヤシ(デーツ)が自生していて実を食べていたといわれ、キリストの母マリアも食していたという説があいます。久山さんが、ナツメヤシのドライフルーツを準備してくださっていて「1つ食べてみてください」と勧められました。「あーまたたべるのかぁ」と思いましたが、スーパーなどでよく売られていますし、スタッフの「はやくはやく」という視線に1ついただきました。ものすごく美味しかったですよ!干し柿や干しイチジクに似た味でいくつでも食べられそうです。でも、カロリーも高そうでしたので一度に食べる個数は控えめにしたほうがいいと思います。ついついたくさんいただきそうでした。
クリスマスツリーは、国や地域によって違いますが、一般的には古代の樹木信仰で生命力の象徴のモミやドイツトウヒが使用されています。クリスマス飾りも今はボール状のものや星、モールなどを綺麗に飾り付けますが、スウェーデンでは、わら細工の動物や紙の飾りが伝統的なものとして愛用されているようです。ドイツは昔はりんごなどの果物が下げられていました。ハワイではヤシに地元で育つ植物で作った飾りをつけていたのだとか。国や気候によって樹木や飾りが変わってもお祝いの気持ちは同じですね。その他にもクリスマス関連のお話しを伺っていますのでお楽しみに。

放送は、サンテレビで12月10日日曜日朝6:00から。再放送は水曜日の朝8:00からです。