ロケ日記「樹木の自然樹形剪定」1月14日土曜日放送です。

今回も堺市にやってきました。花と緑の交流館におじゃますることに。以前番組にご出演いただいた造園業の宮口さんがホールの中に作庭した庭があるという事で見せていただきました。とてもバランスの取れた樹木の配置とのびのびとした優しいイメージ。宮口さんは、自然樹形に選定してあることがその要因だとおっしゃっていました。トキワヤマボウシ、オリーブ、ストロベリーツリー、ハナミズキなどがありましたが、確かに風通しの良い自然な樹形でした。どうすれば、このような形になるのでしょうか。
実際に剪定をする前に、ハサミなどの道具類を見せていただきました。枝の太さや適所に使うためにいろいろなハサミやノコギリがありました。地元堺の企業のハサミは特に切れ味も抜群で要所要所に工夫がこらされていました。剪定ばさみを使って私も自然樹形剪定に挑戦してみました。宮口さんに教えていただきながら、ヒラドツツジの剪定をしましたよ。剪定の技術というよりも、切る枝の見極め方が大切だという事がよくわかりました。プロのように早くは出来ませんが、自分で剪定した樹木が花をつける時が待ち遠しいです。
そして、小さなスペースで樹木を楽しむコーナーを見せていただきました。最近は、住宅事情の変化によって、大きな庭がないとおっしゃる方が多いようです。でも、自然樹形剪定をした樹木は生け花のように組み合わせて狭いところでも育てられると教えていただきました。古いドアやアンティークなオーナメント、大きさや色がまちまちのレンガを合わせてありました。木製のラダーには何とマツの盆栽も飾ってありましたが上手く溶け込んでいました。宮口さんは「僕は樹木が大好きなので、一人でも多くの方にその魅力をわかって欲しい」とおっしゃっていました。最近徐々に増えてきたという自然樹形剪定を是非ご覧になってみてください。

放送は、サンテレビで1月14日土曜日6:00から、再放送は水曜日の朝8:00からです。