ロケ日記「ウリいろいろ&とげのないサボテン」6月17日放送用です。

今回も、花の文化園からお届けします。まず前半は、本田さんに「ウリ」についてお話していただきました。本田さんは、珍しいウリが大好きで園内に「ウリドーム」を作ってしまわれたんです。いつも、人が気づかないような視点で植物を観察する本田さん。ウリドームもどんなものなのかちょっと心配。何だかマニアックな香りがぷんぷんします。
ここからは、本田さんの独り舞台となりました。とても珍しいウリについてよどみなく教えて下さいます。はじめは、「ウリねー…」と思っていたのですが、その驚くべき生態に引き込まれていきます。名前も、「バクダンウリ」「ゴキウリ」「レモンキュウリ」など面白いものがたくさんありました。そして、植物を観察していると、人間も恩恵にあずかっているのではないかと思うこともたくさんある事に気づきました。
一つ一つを細かく紹介していきながら「可愛いでしょう?」「可愛いですね〜」とご機嫌の本田さん。その本田さんの愛情がいっぱいつまったウリドームは、あまり人が通らない場所にあります。
まさに、パラダイスのウリドーム!もっとたくさんの方に足を運んでいただきたいです。特にお子さんには喜ばれると思いますので、ご家族で楽しまれてはいかがでしょうか?その際は、是非本田さんの解説をお願いされる事をおすすめします。
後半は、川西さんにとげのないサボテンについてお話していただきました。花の文化園のなかの乾燥地帯の植物を集めた部屋での撮影でした。クジャクサボテンの花がとても綺麗に咲いていました。又、サボテンの代名詞ともいえる金シャチもたくさん展示してありましいた。昔は、大人気だったサボテン。お祭りの屋台などで売っていて、お小遣いで子供達が競って買い集めたのだそうです。でも今では、栽培に失敗する方も多く、相談に来る方が絶えないそうです。
「サボテンは、トゲがあるから苦手。」という方も少なくないそうなので、川西さんは、トゲのないサボテンから薦めているのだということです。その中でもロフォフォラというサボテンは川西さん一押しです。自生地では、ロフォフォラ群生地をめぐって戦争になったこともあるそうです。儀式などに使われていたのでしょう。とげのないサボテンは触るとぷくぷくしていて気持ちよかったです。やわらかい毛が生えているものもあって、サボテンの楽しさが広がりました。トゲのないサボテンの数々、お楽しみに!

 放送は、サンテレビで6月17日日曜日、お昼12時から放送予定です。